第十九回文学フリマに参加してきました 『暗黒定数式 The Dark constexpr』
中3女子です。
もう一週間くらい経ちましたが、11月24日に東京流通センターで開催された第十九回文学フリマに参加してきました。
サークルは『暗黒定数式 The Dark constexpr』、SF合同誌『暗黒定数式 Vol.1』を頒布してきました。
もともとぼくのツイッターの TL には理系や情報系の人が多いんですが、絵とか音楽とか小説とか創作の畑に手を出している人もわりと居るんですね。
かくいうぼくも小説を書くので、フォロワーに呼びかけたところ、みごと執筆陣が揃ったので合同誌を出すことになりました。
情報系は変態ばかりだとぼくの TL では専らの評判ですが、変態の書く小説はさぞ面白いだろうな、と。
あ、最初に誘った南正太郎氏は情報系じゃないんですが、理学部出の変態なので同じことです。
当日スペースに掲示した POP がこれ↓です。
内容がなんとなく察せられますね!
A5判420ページの大ボリュームなので読み応えだけは保証できます。
100部刷ってうち70部を会場に送ったんですが、30部くらいはけたら御の字かな~と考えていたらなんと完売しました。
自宅の在庫のほうも、取り置きや寄稿者の配分・購入分を発送したらほとんど無くなってしまいました。
いや、驚きでしたね。
せっかく後日「在庫70部同人爆死おじさん」とかツイートする心の準備をしてたんですが。
なので調子に乗って増刷して、委託や通販もすることにしました。これで残ったら心置きなく、在庫を抱えて爆死同人おじさんネタができますね。
まあもともと原価割れしていて、どのみち最初から爆死しているのでもう何も怖くないんですが……。
今回文フリ初参加だったのですが、さすがに「文学」オンリーなだけあって他の同人イベントとはひと味違う雰囲気でしたね。
コミケとかだと字書き主流のジャンルでもないかぎり「あ、小説なんですか……(そっと本を戻す)」といった感じなのが字書きの扱いですからね。
文フリは何というか字書きが「承認されてる~~」という感じでした。承認欲求おじさんにとっては天国っぽいです。
会場でフォロワーの方に差し入れを戴いたりしたのも嬉しかったです。
買ってくれた人もフォロワーの方が多い感じで、すごくありがたいです。
こういうのは基本的にクソ馴れ合いだと思っているんですが、いざ自分が恩恵を受ける立場になると身をゆだねてしまいますね。
気持ちいい。これは麻薬だ。
その一方、前評判が膨らんでる感じでむしろ読んだ後の反応が怖いですね。
周りのサークルも巡ってきたんですが、いや、すごいですね。尖った自意識がビシビシきます。
気づいたら40冊くらい購入してました。
積ん読がタワーみたいな状態になったので少しずつ消化してるところです。
まだ数冊しか読んでないんですが、梟流の『Liminality』と大文妄の妄点vol.7に収録の『フィリオトゥーラ』はなかなかぐっとくる小説でしたね。
気が向いたら書評(というか感想)記事も書いていきたいです。
ちなみに、『暗黒定数式 Vol.1』の増刷分は、コミケC87 2日目(2014/12/29) 東6 ソ-08a 『RedTailCat』 様に委託いたします。
暗黒定数式メンバーである as_capabl 氏の参加するサークルなんですが、ご厚意で置いて戴けることになりました。
『RedTailCat』は東方小説を出しているサークルですので、そちらのほうもぜひ。
来年はぼくの予定がちょっとギチギチに入ってるのでどうなるかわかりませんが、できれば次回『暗黒定数式 Vol.2』を出したいところです。
通販だとかの情報は 暗黒定数式 The Dark constexpr のほうで告知しますので、よろしくお願いいたします。